「ゴエモン」と「菅野」の見聞録。

森羅万象、この一刀の下に斬れぬもの無し！！！
…多分。

某（それがし）、常日頃から多くの方々のお世話になってござる。
大変ありがたく感謝してござる。

老若男女問わず、尊敬できる人物に対しては
常に節度ある対応を心がけてござるが…

今朝の事。

仕事上、さるお方とお会いし、個別に御助言をいただいている最中
でござる。

本日に限っては、周囲の目を気にせず大爆笑してしまった。

今後とも、さるお方の御助言をば継続的に頂戴したく、
携帯番号を教えて頂きたいと願いでたところ…

快諾していただいたのでござるが…

さるお方が、セカンドバッグから携帯電話を捜し、

そこに取り出だしたるは…

テレビのリモコンにござった！！！

よほどご多忙にござったか、と。

その一件にて、さるお方がとても身近に感じられた次第にござる。

…急ぎの時こそ冷静に、との御助言を頂いた…

『確かに!!!』

説得力のあるお言葉にござった。

某も同様の失態を幾度と無く経験してござるゆえ…！！！

森羅万象、この一刀の下に斬れぬもの無し！！！
…多分

森羅万象、この一刀の下に斬れぬもの無し！！！
多分…

しばらく経つが…某（それがし）、パソコンなる物の扱いが苦手ゆえ、
ご指導頂きたく知人に願いでたところ…
『まずはタイピングのみを覚えるべし』との事。

『人差し指のみ』を駆使する某の技量たるや、
手書きの速度に比べて劣るとも勝らないものにて。

しからば、タイピングソフトを用いて修練されたし、との
御助言を受け、『ルパン三世』のタイピングソフトを購入。

某の名前の由来となったのでござる。

努力を重ねること約二週間、何とか基本的な打ち方を習得。

本日に至っては、ついに手元を見ずに何とか出来る領域に踏み込んでござる。

…そろそろ新たな分野を開拓せんとし、パソコン関連の様々な書物を購入してみるも、
はたと気付いたのでござる。

株取引以外に一切活用していないという現状にござる。

某、そもそもパソコンを株取引以外に『何のために活用したいのか』が決まっていなかったのでござる。

これでは、かの知人も『まずタイピングを』としか
助言のしようがござらぬ。

某、不覚にも目的と手段の順序を間違えてござった！

…また、つまらぬものを斬ってしまった…

森羅万象、この一刀の下に斬れぬもの無し！！！
…多分

今朝の事。

我が事務所に向かわんとて車を運転し信号待ちの間、右手前方に
美しいご婦人が飼い犬と共に早朝の散歩を楽しんでいる姿が目に入った。

実にすがすがしい…その刹那…

見事な一本にござった。

そしらぬ顔でご婦人は排便処理をせず、歩を進められた…
その手に排便処理用具がありながら、でござる。
某（それがし）は犬殿の排便姿を瞼に焼き付けられ複雑な心境で…


一日の始まりでござる。

中略、今朝を思い出しつつ帰路に。


車を降りて気付いたのでござる………！！！…してやられた～！！！


愛車より漂う芳しき香り。

確認したが、左前輪のみが黄土色のアミダくじを形成してござった…
思えば、来た道を逆に帰るゆえ、予測の上に回避可能であったものを。

苛立ちや落胆の気持ちよりも、この非常事態を収める手立てが必要にござった。
以下、某の一人問答にござる。

（すぐにガソリンスタンドで洗車…いや、昼間給油し満タンゆえ、糞処理希望と思われ…

　いや、それ以前にこの時間に洗車業務をやって…
　いや、洗車できたとしてもタイヤ一本の全ての溝まで…
　いや、仮にスタンド店員殿がタイヤ一本一本の溝までキレイにしてくれたとて、
　それは酷い拷問ではござらぬか？人道に反する…
　いや、それ以前にスタンド到着前にタイヤの遠心力で飛び散り、大変な事に…
　
　やはり車を動かさず某が一人で処理すべきだ…！！
　

　となると、如何にして洗浄を…

　
　集合住宅地ゆえ、道路脇では周囲に御迷惑が…
　となると、駐車場のこの場で…
　となると、バケツとホース…も引越し準備で事務所に…
　使えぬ…ならばヤカンに水を入れて…

　
　いや、水よりお湯のほうが洗浄しやすいか…
　いや、客観的に考えると…この夜中にヤカン片手に駐車場で…
　ウロウロと一人で…何度も往復して…湯気がモウモウと…
　一本のタイヤのみを見つめて…
　
　
　それでは、まるで変態ではござらぬか！？

　
　…いや、かといって放置して寝る訳にもいかぬ…やはりヤカン作戦を決行か…
　

　となると、お湯をかけつつブラッシングか…
　となると、洗車ブラシではラチがあかぬ…
　となると、もっと細い…歯ブラシか…歯ブラシで糞を…
　となると、かなりの確率で跳ね飛んだモノをこの身に…
　
　覚悟が必要…精神衛生上危険な行為だ…
　

　それ以前に、お湯をかけた段階で相当な香りが周囲を…


　となると、もし仮に苦情が来たならば…
　家族団らんの時間を糞の香りで…
　他にも入浴中の人がおるやもしれぬ…　
　食事中の人がおるやもしれぬ…
　愛の営みの最中の男女がおるやもしれぬ…


　となると、国が国なら集団訴訟になりかねない状況か…

　
　場合によっては賠償請求数億円か…！！？？


　となると、某の人生は犬殿の糞が原因で奈落の底に…断じてそれは…！！）


考えた末、愛車に飛び乗り、しばらく高速運転の後に洗車完了でござる。

飼い犬の糞の不始末がモラルやマナーの域を超え、他人の人生を破滅させ得る…

火の不始末に比べれば劣るとも勝らない…のでござろうか…？

今宵は、かの一件にて愛車が美しく輝き、日記の話題もできた。

長い一日にござった。

森羅万象、この一刀の下に斬れぬもの無し！！！
…多分

森羅万象、この一刀の下に斬れぬもの無し！！！
…多分。

思うところあって、某（それがし）の職歴をば。

ちなみに学歴はござらぬ。
アルバイトは自動車部品工場のライン経験あり。

社会に出て、まずは建設業の営業職。

しばらくして（現場が分からぬでは仕事にならぬゆえ）転属希望し
…同社の現場作業員
…その後転職し、別業種の営業職
…その後、自営

２０代にて脱サラにござる。

現在に至る。

それも今は昔…社会人になってすぐの頃などは、

『仕事』とは、『やりたくもない作業をやる事』により

金銭を受け取る仕組みだと認識してござった。

当時の月収は１５万円也。

日銭欲しさに作業する日々にござった。

しかしながら、
転職後にしばらくして価値観に変化が出てきたのでござる。
いつの間にか、仕事を楽しんでいたのでござった。

気が付くと、不思議な事に当時の月収は３００万円を超えてござった。
…しかも、年間で完全な休日は８日間しかとっていなかったにもかかわらず、

日々充実してござった。

仕事とは何ぞや。

今現在の某にとって『仕事』とは、

『自分以外の誰かのお役に立つ』ことを

『自ら率先して行う』ことにより、

『満足感を得られる』上に、

後から金銭まで付いてくる素晴らしい仕組みだと認識してござる。

某は現在、営業職時代に比べてかなり低い収入にござる。
自営ゆえ、某個人がまだまだ世の中のお役に立つ度合いが低い証拠にござる。
加えて、当時の高額報酬は当時の会社の皆様方とお客様のおかげにて
成立してござった。

今後、より多くの方々のお役に立てるよう、
精進致したく思う次第にござる。

森羅万象、この一刀の下に斬れぬもの無し！！！
…多分。